生理痛は痛みがないのが普通なのです!

生理中に下腹部が痛くなる…これは痛みのある人が多いのでそういうものなんだと思っている方が多いと思いますが実は違います。

本来痛みがないのが身体の状態としてはいいのですが、ではなぜ痛みが出る人が多いのでしょうか?

生理痛はプロスタグランジン(生理中に分泌される物質)が子宮筋を過剰に収縮させることによって起こると考えられています。

生理時に限らず痛みがある場合、また不正出血があり痛みが増幅していく場合は、子宮内膜症や子宮筋腫などの可能性もあるので婦人科を受診しましょう。

東洋医学では冷たい物の食べ過ぎや飲み過ぎ、また身体が冷えると、気・血の流れが滞り生理痛が生じると考えます。

痛みは血の巡りが悪い状態では悪化しますが、温めると軽減します。

生理痛はストレスから肝気のうっ滞が起こって生じることもありますので気・血の流れを改善しましょう。

☆三陰交(さんいんこう):内くるぶしから指4本分上、足の内側にある太い骨の際のところ。

血流の流れが滞ると、痛みが生じるところです。

三陰交は、気・血の流れを促進し、痛みの緩和に役立つツボです。

また、胃腸の調子も整え、新陳代謝を促進し、内臓機能全般を向上させる働きを支えます。

☆関元(かんげん):おへそから恥骨の間を5等分して、おへそから5分の3下のところ。

下腹部や子宮を温めて、痛みや生理関連の症状を和らげてくれるツボです。

生理時の足腰のだるさも緩和してくれます。

卵巣機能を高める働きや、疲労回復、免疫機能を高める作用もあります。

☆次髎(じりょう):背骨の下部にある三角形の骨、仙骨上にあるツボ。仙骨の4対のくぼみのうち、上から2番目のくぼみのところ。

生殖器系や泌尿器系の疾患に用いるツボで、子宮や卵巣の働きを良くします。

骨盤内の血流の滞りを解消し、血流をスムーズにします。

腰が温まれば生理痛も緩和します。

生理時以外のイライラを和らげる作用もあります。


※5月24日に第1回 ママさんはり灸教室を開催しますが、まだ人数に余裕がありますのでご都合が合う方はお電話でのご予約をよろしくお願い致します。


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