身体が冷えると心も冷える?!~その①~
身体と心をトータルにとらえ、そのバランスを整える治療を行う東洋医学の考え方では、身体にトラブルがあるとき、同時に心にもトラブルが起きていると考えます。
つまり、身体が冷えているとき=心も冷えているということです。
なぜなら、身体が冷えていると血液の流れが悪くなるだけでなく、身体と心を元気にする生命エネルギーの巡りが悪くなり、心の状態も悪くなってしまうからです。
例えば…
感情が上手にコントロールできない
いつもイライラ、カリカリしてしまう
短気になりやすい
周りの人にあたって自己嫌悪に
生理前や排卵期に気持ちの変化が激しい など
《血液やエネルギーの巡りを良くして気持ちを穏やかに》
◎呼吸は鼻から吸って口から音を出すように吐く
◎マッサージ
①かかとで足の裏をマッサージ
床にあぐらをかいて座ります。かかとからスタートして、土踏まず、足指の付け根を優しく押していきます。
②手の指を1本ずつひっぱる
指の根元から指先まで、指を引っ張るようにして1本ずつ刺激していきます。
左右ともに行い、最後は指を組んでぐるぐる手首を回します。
③心を落ち着かせる「労宮(ろうきゅう)」を刺激
軽く手のひらを丸めたときに、中指があたるところが「労宮」というツボです。そこを親指でゆっくり押します。
身体が冷えてイライラしやすい人はエネルギーや血液の巡りが悪くなっているタイプです。
特に女性ホルモンの変化に影響を受けやすく、生理前や排卵期などに、気持ちの変動が起きやすいようです。
このタイプの人は、呼吸法やマッサージでエネルギーと血液の流れを良くするケアを行うことで、冷えとイライラ感を撃退することができますのでセルフケアとして行ってみてください。
女性と子ども専門のちゅーりっぷ鍼灸院は女性鍼灸師が施術しますのでなにか分からないことなどありましたらお気軽にご連絡ください。
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