身体の冷えからもむくみは起こります
むくみは、細胞組織に水分がたまり、顔や手足などが腫れている状態です。
心臓や腎臓、甲状腺の異常、リンパ系の循環障害からも起こります。
内臓に問題がない場合は、足の筋肉を鍛えてむくみを解消しましょう。
東洋医学では、むくみは水分が停滞している状態と考えます。
脾は飲食物から必要な水分を吸収し、輸送しています。
腎気が充実していればそれらの水分代謝の調節もスムーズに行われますが、腎気が低下すると、水は下半身にたまりやすく、また足や腰も冷えやすくなり、下痢や腹痛にもつながっていきます。生活面では冷えを寄せ付けないようにしましょう。
☆太渓(たいけい):アキレス腱と内くるぶし一番高いところの間にあるくぼみ。
腎経のツボは水分代謝の能力にも関係しています。
腎のパワーが低下すると水分代謝の能力も低下し、冷えや疲れも生じがちになります。
腎経のツボで水分代謝をよくし、のぼせや冷えを改善します。
☆照海(しょうかい):足の内くるぶしの一番高いところのすぐ下にあるくぼみ。内くるぶしから指1本分下のところ。
腎経は水分代謝にも関係しています。
身体の熱のバランスを整えることは、のどの渇きや目の乾きを緩和し、のぼせをしずめ、膀胱炎やむくみの緩和にも貢献し、ヒステリーや不眠症の解消にも役立ってくれます。
☆陰陵泉(いんりょうせん):ひざの下の内側あたりにある骨の出っ張りのすぐ下のところ。すねの骨の内側を上方へ向かってたどっていき、骨がカーブしはじめる部分。
水分の運行に影響を与える脾経のツボです。
足のむくみや月経異常、冷え、腹部膨満感、下痢や膀胱炎などに用いられます。
泌尿器や生殖器、消化器疾患改善にも活用されるツボです。
女性と子ども専門のちゅーりっぷ鍼灸院では女性鍼灸師が施術しますのでなにか聞きにくいことや分からないことがありましたらお気軽にご相談ください。
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