大腸からお肌も綺麗に!
東洋医学では、便秘は①胃腸の熱によって便が固くなる、②脾胃力低下で排便力が下がる、③抑うつ感やイライラ感により腹部が張って腸がうまく動かない、などの原因があると考えます。
生活環境の変化やストレスがきっかけの一過性のものと、腫瘍と癒着、ヘルニアなどで腸の収縮が起きにくくなる慢性のものとがあります。
食後は、直腸から便を送り出す働きが起きやすいので、排便信号を待つ時間を確保しましょう。
腹筋が低下すると腹圧も低下し、便秘をしやすい体質になるので腹筋を鍛えるといいでしょう。
また、腸の蠕動運動を促すためにもよく歩くことがおすすめです。
☆合谷(ごうこく):人差し指と親指の骨が交わるあたり、人差し指の骨(第2中手骨)の真ん中あたり、骨のきわにあるへこみ。
大腸経のツボで、大腸の働きを促し、排便をスムーズに整えます。
排便がスムーズになると、身体の中から綺麗になっていきます。
吹き出物が少なくなり、肌の調子も上がってきます。
☆天枢(てんすう):おへそから指3本分外側。おへその左右にある。
胃腸や大腸に関連するツボで、胃腸にエネルギーを与えます。
腸の通りを良くして滞りを解消し、便の硬さの調節にも働きかけ、おなかの張りも和らげてくれます。
便秘のほか、消化不良など胃腸の働きも整えます。
☆腎兪(じんゆ):ウエストラインの高さで脊中から左右に指2本分外側。腰に手を当てて、親指で押すと気持ちの良いところ。
膀胱経のツボです。
腹部内臓器(胃、脾臓、腸)の痛みや不調が出やすいツボですがここを刺激することで内臓器の調整をはかることができます。
腎気を活性化して、便を押し出す力をつけていきます。
女性と子ども専門のちゅーりっぷ鍼灸院では女性鍼灸師が施術しますのでなにか聞きにくいことや分からないことがありましたらお気軽にご相談ください。
※3月11日(日)、12日(月)、21日(水・祝)は学会参加のため休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。
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