秋は気持ちを落ち着けて清らかに
立秋になると、いよいよ「陰」の季節の始まりです。
8月はまだまだ暑いし、学生時代から8月といったら夏休みです。
しかし、日照時間は夏至をピークに確実に短くなっていますから、身体はこの日照時間の減少に基づいて「秋」と感じます。
春夏の間に上へ上へと、気のパワーがあがってきましたが、秋になると下へ下へ、足の方へと気が収まろうとします。
そんな時に激しく運動すると、せっかく収まろうとしていた気が、収まれなくなります。
また、空気が乾燥してくると、皮膚から陽気が逃げていきます。
天地が引き締まって澄んでくる季節ですから、自分自身も心を平穏にして清らかに過ごしましょう。
≪陰の季節のキーワードは「休養」と「パワーの充電」です≫
9月後半から10月は「スポーツの秋」とも言われますが女性にとって秋は「大人しく」がテーマです。
静と動でいうなら、静の季節です。
気持ちを落ち着けるのがよい時期なので、「読書の秋」「芸術の秋」が大正解です。
できれば、あれもこれもと欲張らずに、一つのことと向き合って、自分の内面を高めていきます。
身体を動かしたいときは、太極拳、ヨガといった「静」のスポーツがいいでしょう。
それでも秋に新しく始めるのはあまり良くないので、控えめにして汗はかかない程度にしましょう。
女性と子ども専門のちゅーりっぷ鍼灸院では女性鍼灸師が施術しますのでなにか分からないことや聞きにくいことがありましたらお気軽にご相談ください。
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