お灸は”よもぎ”から作られるんです!
よもぎは、日本全国に広く分布する除虫菊科の植物です。
和菓子の材料やお茶などとしてもおなじみで、そのふくよかな香りは春の訪れを感じさせてくれるものです。
また、霊力をもつと信じられ、季節の変わり目の祭事などにも邪気を払うために用いられてきました。
中国では古来より、「気を整え血を行かし、経脈を温め、止血する。寒湿をさり、冷痛を止め、健康な胎児を得る作用がある」と言われ、止血や鎮痛薬、吐血、虫よけ、下痢、腹痛などの手当てにも使われてきました。
よもぎをお灸に用いた理由には、適度な湿度があり、燃焼温度や燃焼速度が治療に適していること、また、その薬効成分や、燃やしたときに生じる煙の癒し効果も期待されたからだと考えられています。
長い経験から見つけられた、”ちょうどいいもの”がよもぎだったのです。
女性と子ども専門のちゅーりっぷ鍼灸院では女性鍼灸師が施術しますのでなにか分からないことや聞きたいことがありましたらお気軽にご相談ください。
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